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zoom RSS 「悪魔の降誕祭」にみる金田一耕助の真実

<<   作成日時 : 2006/09/06 23:54   >>

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過去ブログ「悪魔の降誕祭」で金田一流のヒューマニズムは原作にあるといった。

それが、「金田一耕助にとっての真実」での等々力警部のセリフである。


「悪魔の降誕祭」での犯人、それは悪魔の申し子。
しかし、最後は自分で入れた青酸カリ入りの紅茶を飲んで死んでしまう。

金田一が自殺の機会をあたえたのである。


そこで金田一と初めて仕事をした所轄署の久米警部補に等々力警部が発したのがあのセリフ。

「あっはっは、いやね、久米君、君はこのひとと仕事するのははじめてだろうが、これが金田一耕助流のヒューマニズムとでもいうのかね。おかげで事件は解決できるが、ホシは逃がしてしまうということがちょくちょくあるよ。つまり、そのためにこのひとは、最後の瞬間までわれわれに手のうちを手のうちをみせないんだからね。・・・・」


この事件の犯人、悪魔の申し子はある人物を殺す目的で青酸カリを紅茶に入れた。
それに気づいた金田一耕助は、その場の一同の気をそらし、スキをみてその人物と悪魔とのカップを入れ替えたのである。

久米警部補がそのことを指摘すると金田一耕助は、

「はぁ、(カップに)放りこんだものが毒とははっきりわからなかったし、それにまさか僕は、あれを飲もうとは思わなかったもんですからね。」と答える。

すると等々力警部が安楽椅子から身をおこして、目玉をぐりぐり廻転させながら突っ込むように訪ねた。

「金田一先生、あなた、それはほんとうですか。(犯人は)あれを飲まんだろうと思ってたのですか。」

金田一耕助はそれに答えなかった・・・




金田一耕助の選択、その裏には当然、彼の苦悩も・・・それが真実である。


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