取手物語〜取手より愛をこめて

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zoom RSS 「悪魔の手毬唄」 至妙なるタイトルと見立ての必然性。

<<   作成日時 : 2009/01/12 01:05   >>

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先日フジで放映された稲垣版「悪魔の手毬唄」、これについて集中できなかったことをいいことに私はいい加減な感想と記事を記述してしまった・・・。

愛する金田一作品、故に大きな心で鑑賞しようとした。
だがそれは間違いであった。

愛する作品だからこそ、妥協してはいけないのである。
それが真のファンの姿である。

私はドラマ事態を集中して鑑賞せず流したしまった・・・。

めとろんさんは、きちんと鑑賞され、製作側の意図なりをきちんと考察されている。

 「めとろんさんの記事」 


そしてブタネコさんは、きちんと鑑賞された上で、怒りの念を再燃させ、駄作だと切り捨てられている。


 「ブタネコさんの記事1

 「ブタネコさんの記事2

これが真の横溝ファン、金田一ファンの姿なのだと今更ながらにさとった・・・・。
恥ずかしいかぎりである・・・・・。


この「悪魔の手毬唄」、え〜、市川版だが、私はその作品に対する想い、感想を二転三転させている。

 
  『村に伝わる手毬唄、それは悪魔の殺しの数え唄に・・・ 「悪魔の手毬唄」

  『「悪魔の手毬唄」 本筋と側面〜磯川警部、20年来の想い


そう、当初私はこの作品を何十回と鑑賞していながら、その真の内容を、核を理解していなかった。

それが最初の記事、タイトルにもなっている恥ずかしき内容。
そう、手毬唄が単なる殺しの数え唄・・・・。

これは明らかに間違いであり、この作品を真に理解していない証明でもある・・・。


二番目の記事の途中でこのことに気づき、途中修正し、3番目の記事

  『市川崑の金田一耕助 「悪魔の手毬唄」 〜愛に満ち溢れた作品・・・。』

で、自分なりに考察したのだが、それを自身で無駄にしていた・・・。

この稲垣版をみとめることは、この手毬唄の冒涜になるのである・・・・・・。




そう、かつて私が怒りを憶え、手が震えたこの作品、原作に対する批評。

都筑道夫氏のおろかな批評。

>“見立ての必然性がない”や“タイトルにまでなっている重要な問題が、ただ読者の興味をそそるための道具立てにしかなっていない”との評論されている都筑道夫氏。

この男、いかに優れた推理作家かなんか知らないが、この「手毬唄」に関する批評は、愚かで、この作品を微塵も理解していないと言わざるを得ない・・・・・。

そう、以前の私と同じである。
非常に恥ずかしきことで、字面の表面を追っているだけ・・・・





ブタネコさんがおっしゃる通り、放庵に全ての罪をきせるということを描かないと・・・。

いかに手毬唄の悪魔性をうまくとらえ、表現しようとも、この放庵とからめないと、
この都筑道夫氏のおろかな批評と同じ、手毬唄がただの興味をそそるための道具にしかなっておらず、手毬唄が単なる殺しの数え唄にしかなっていないのである。

そう、見立ての必然性が・・・・・。



放庵に罪をきせてこそ、これが悪魔のまちのぞんでいた手毬唄になる・・・。

そう、リカが手毬唄を利用したのではなく、手毬唄がリカを突き動かしたのである。
そして、まさしく悪魔の、再び悪魔となった者の手毬唄となった・・・・。


つまり、「手毬唄」そのものが、犯人を触発し、事件を起こさしめた"動機"そのものとなる。
これ以上の見立ての必然性はない・・・・。

正に悪魔の、いや、悪魔にした、悪魔のための手毬歌、

いやいや、やはり手毬歌自体が、悪魔だったのである。

そう、

「悪魔の手毬歌」







故に、見立ての必然性がないや、タイトルが読者の興味をそそるだけの道具などとの戯言は、あまりに愚かで話しにならないのである。
都筑道夫という男、他人の作品を批評する資格など、いや一般読者以下の読解力である。

どこをどう読めばそのような感想になるのか、不思議でならない・・・・・

まあ、最初の私と同じなのだが、要はお粗末な読解力で、単なる殺しのかぞえ唄としか理解できていないのである・・・・・・



そして、映像化の際に、見立ての必然性と放庵に罪をきせる点を描かなくては
、この愚かな批評と同じになってしまう・・・・・。

この原作をまるで理解していない・・・・・・・






作品を愛すること、それは厳しく切り捨てること。
私は甘かった・・・・・。














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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
イエローストーンさん おはようございます。

この稲垣版「悪魔の手毬唄」のオンエアーをTVで見ていた時、最初の方で手毬唄の4番が流れたのを目にして

「え? なんで?」

と、唖然となったのです。

今思えば、その時点で「こりゃ駄目だ」と私は どんどん怒りのボルテージがあがっていったんだなぁ…と。^^

ブタネコ
2009/01/14 09:01
ブタネコさん、こんばんは。

あれは、四番なんでしたっけ。
私はあの辺りは原作どおりというか、原作にちかい描き方だと思ってしまっていたのですが、ダメですね〜。

やはり甘いんですかね・・・。

また、近いうちに原作再読しようと思います。

そして、泣ける市川版も今週末あたりまた、鑑賞しようと思っています。

では、また。

イエローストーン
2009/01/14 22:54

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