取手物語〜取手より愛をこめて

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zoom RSS 遺書  〜1985年8月12日 32分間・迷走の奇跡・・・

<<   作成日時 : 2009/04/30 00:02   >>

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本日、映画『クライマーズ・ハイ』を鑑賞した。

今のところ、この本編に関する映画感想の記事を書くつもりはない。


事故のことばかり想い出される。


やはり、私にはあの衝撃、当時代ゼミに通う浪人生だったのだが、あの暑い真夏にとびこんできたあの大事故。ある意味、私には9・11よりも衝撃だったかもしれない・・・。
夏期講習の最中にもかかわらず、テレビに釘付けになっていた・・・・。

そして、関心をもち全てではないにしろ、様々な関連書物も読んだ。

事故関係者でも何でもない私だが、この事故には何故か想いが深い・・・・。



この映画の終盤、日航機乗客のひとつの遺書が堺演じる警察詰めの記者によって読まれる。
主人公が人として、そして新聞やとしての魂をふるわされるものであった。

私はその映画内容よりもやはりその遺書に熱くなってしまった・・・・。

私も乗客の方たちの遺書を読んだときは、言葉に表せないほどの衝撃をうけた・・・・。
そして泣いた・・・。
墜落してゆく航空機の中で筆をはしらせたのである・・・・・。

前代未聞の航空機事故の遺書。
そう、あの日航機事故だから、あの迷走した謎の32分間が生んだあってほしくなかった奇跡・・・。


事故、大惨事はこれだけではない。そして不幸はその事故の大きさでは決してない。
しかし、
私たちはやはり、あの大惨事を、いやあの事故も決して忘れてはいけないのである。

ご存じの方が多いとは思うが、
心よりのご冥福の想いをこめて、ここに記述させていただく。

本来遺書はご家族にあてられたものでこのような場で公開すべきものではないが、遺書内容は当時様々なメディア等で公開されており、またこの事故は多くの謎のままで真の解決には未だいたっていないとの強い想いがあるひとりとして、さらには私などが語ることではないが、ご遺族の強い怒りと疑問、そして深い悲しみを思うに、二度とこのような事故を起こしていけないとの強い想いから、
あの映画をみた後、どうしても書かずにはいられなかった・・・・。



奇跡といえば、もうひとつ、この大惨事の中、四名の生存者がいたという奇跡があった。
だが、映画の中でも描いていたが、事故現場がもっと早く特定されていれば、さらなる生存者がいたはずなのである・・・・・・。




◇河口博次さん (52歳)


マリコ

津慶

知世子

どうか仲良く がんばって

ママをたすけて下さい

パパは本当に残念だ

きっと助かるまい

原因はわからない

今5分たった

もう飛行機にはのりたくない

どうか神様 たすけて下さい

きのうみんなと食事したのは最后とは

何か機内で 爆発したような形で煙が出て



降下しだした

どこえどうなるのか

津慶しっかり たんだぞ(たのんだぞ)



ママ こんな事になるとは残念だ

さようなら

子供達の事をよろしくたのむ

今6時半だ

飛行機はまわりながら

急速に降下中だ

本当に今迄は

幸せな人生だった と感謝している




◇松本圭市さん (29歳)


PM6:30

知子 哲也※※(判読不明)をたのむ 圭市

突然ドカンといってマスクがおりた

ドカンといて降下はじめている

しっかり生きろ 哲也

立派になれ



◇谷口正勝さん (40歳)

まち子

子供よろしく

大阪みのお 谷口正勝

630



◇村上良平さん (43歳)


期待が大きく左右にゆれている

18:30 急に降下中

水平ヒコーしている

日本航空18:00大阪行事故

死ぬかもしれない 村上良平

みんな元気でくらして下さい

さようなら 須美子

みき

恭子

賢太郎


18:45 機体は水平で安定して

酸素が少ない気分が悪い

機内よりがんばろうの声がする

機体がどうなったのかわからない

18:46 着陸が心配だ

スチワーデスは冷せいだ




白井まり子さん (26歳) 元日航乗務員

 
怖い

怖い

怖い

助けて

気もちが悪い

死にたくない

まり子




遺書ではないがアシスタント・パーサーが不時着を想定して書き残した業務メモ

対馬祐三子さん (29歳)


おちついて下さい  ベルトをはずし

身のまわりを用意して下さい

荷物は持たない 指示に従って下さい

PAXへの第一声

各DOORの使用可否

機外の火災CK(チェック)

CREW間CK

ベルトを外して ハイヒール

荷物は持たないで 前の人2列

ジャンプして

機体から離れて下さい

ハイヒールを脱いで下さい

荷物を持たないで下さい

年寄りや体の不自由な人に手を貸

火災

姿勢を低くしてタオルで口と鼻を覆って下さい

前に人に続いてあっちへ移動して下さい







この不幸な事故で亡くなられた方は520人、いや実はこの中には妊婦の方が搭乗されており、そのお腹には満25週になる性別も不明なもうひとつの明らかな命があった。このまだ生まれていない小さな命をふくめると521もの尊い命をこの事故は奪ったのである。

最後に今一度、
この事故によって亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

合掌







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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
1985年、僕は社会人でした。
しかし、この事故を聞いたのは帰省中の実家でのことです。

勿論九ちゃんも乗っていらしたわけですが、松下の技術者が数多く犠牲になったのは、僕も同じ電気メーカーの営業マンとして他人事とは思えないものを感じましたし、脅迫事件がやっとけりがついて一安心したばかりのハウス食品の社長も乗っていらっしゃり、運の悪い方だなとつくづく思ったものです。

助かった4名は複雑な思いで生きていらっしゃるのでしょうね。原爆で生き残った人々にも似た・・・

自動車事故を含めて、どこで何が待っているか解らないのが運命。
明日のことは解らないので出来ることは出来るうちにしておきたいと思うのですが、なかなか出来ないものですね。
オカピー
2009/05/14 02:47
オカピーさん、こんばんは。

とにかく、衝撃でした。この事故は。

生き残られた方は、まさに地獄からの生還をされたのだと想像します。生存者だった13歳の女の子(あえて名前は伏せます)は、父親と妹と機体に挟まれ動けない状態で話しをしていたと聞いています。そして・・・。

言葉がありません。

個人的なことを言えば、事故調の報告、二転三転した飛行経路の発表を含め事故調の報告には疑問を持たずにはいられません。そして墜落現場の特定にも・・・。
その点でも「クライマーズ・ハイ」は衝撃の内容でした。

運命ですか、そう考えると普通に明日がくると、そして何ヶ月先の旅行の計画をたてそれを楽しみにして毎日過ごしている、それが当たり前・・・、何というのでしょう、無駄とはいいませんが、大事に生きていないのかもしれません・・・。

コメントありがとうございます。
では、また。

イエローストーン
2009/05/14 21:31

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