取手物語〜取手より愛をこめて

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zoom RSS 硬派な作品

<<   作成日時 : 2012/04/26 22:46   >>

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よくお邪魔するvivajiji姐さんのブログがきっかけなのだが、ちょっと自分で考えてみた。


私にとって、硬派な作品とはなんだろう。

もっとも私は観る作品が限られているのでね。その狭い範囲の中だけだが。



やはりまっさきに頭に浮かぶのはマックィーンの「ジュニア・ボナー」。

まあ、地味な作品という観点と硬派ということ、あと話の流れから真っ先にこの作品が浮かんだ。




地味ということを抜かして、純粋にただ硬派というと・・・・。


私はやはり、その作品内容というよりも強い意志を感じる作品をまず硬派だと想う。

その点からも、やはり昔気質の西部の男、八秒間にかける男の意地、「ジュニア・ボナー」は硬派だと想う。


そして、やはり「犬神家の一族」。

私の中で一番のハードボイルドは金田一耕助なので。つまりそれは優しさなのだが、この「犬神家」は、金田一というよりも、犬神佐兵衛翁の想念が、そのあまりに強い想いが、これ以上の硬派はないと感じる。

私にいわせると、愛に満ちあふれた「手毬歌」、そして「獄門島」も硬派といわざるをえない。

そして、金田一ハードボイルドの頂点はやはり「病院坂」。

“奥様の姿がみえませんね。”

ハードボイルドを感じざるをえない・・・・・。



武のハード系の作品、「その男、凶暴」「ソナチネ」「Brother」などは、私には硬派とは感じない。主人公が受動的であったり、迷走しているその姿、そして、キタノブルーの画の安心感、イヤ正確には恐怖や静謐感を中和させる画の安定感が、それが硬派というよりも内容に反し、癒しを与える。

武でいえば「Dolls」が私は硬派だと想う。
あの燃えるような赤、あれはまぎれもない強い意志の表れ。あれを硬派といわずして何と言う。



香港ノワール。
これは確かに銃撃戦は派手だが、人情ものだからね・・・・。


あっ、あと武の「アウトレイジ」も、硬派というより、不器用な鉄砲玉ヤクザの悲哀の映画。



ペキンパーの「ゲッタウェイ」や「わらの犬」も硬派なのかね・・・・。

私には「華麗なる賭け」のがまだ硬派だと想う。あのクールさ、正しく硬派。
彼の頭には常に勝つことしかない。

あのリメイクはだめだね。女と一緒に行くようじゃ、ダメだ。




ポール・ニューマンの「評決」やパチーノの「セルピコ」あたりは、硬派というのか。
でもそれなら、シドニー・ルメットの社会派を硬派というなら「狼たちの午後」のが強く硬派を感じる。

いや彼の作品での一番の硬派は「オリエント急行」であろう。
まあ、あくまでも私の感性だが・・・・。

あと、あれは硬派だね、ある意味「摩天楼を夢みて」。



「ブリット」「ダーティ・ハリー」「スカー・フェイス」「キング・オブ・ニューヨーク」「ヒート」「ペイ・バック」などのようなものも硬派というばそうなんだろうが、そうすると作品というよりもその刑事物・クライム系全てというような気が・・・・。




「ゴッド・ファーザー」、あれは家族愛の映画だからね・・・・。
それとマイケルの苦悩が・・・・。

「ミスティック・リバー」も、ただただ切ない・・・・。硬派とは違う・・・。




あとは「皇帝のいない八月」、「龍馬を斬った男」は間違いなく硬派である。強い信念とは紛れもない硬派である。

それと「配達されない三通の手紙」、これは女性でありながら強い意志という点ではまちがいなく硬派である。

「蘇える金狼」は、違う。まだ伊達邦彦「野獣死すべし」のが硬派だと想うが・・・・・、ちょっと・・・・甘い。




あと最近の作品では「最後の忠臣蔵」。
あれは硬派以外の何物デモのない。

だいたい「忠臣蔵」が硬派だからね。
亡き主君の仇を絶対に討つ。そして自害せずに公儀のその身を委ねる。これを硬派といわずして何という。
武士道の極み・・・・。



あと、「タクシー・ドライバー」は硬派だね。狂気と正義の紙一重。硬派だねえ。

それと「デァア・ハンター」も間違いなく硬派。これはちょっと違う意味での硬派かな・・・。
それと私に言わせると「ジャック・ナイフ」、あれも硬派。あのデ・ニーロの優しさと強さはまぎれもない硬派である。

「フルメタル・ジャケット」はギリかな、「プラトーン」は違う、それならまだ「サルバドル」のが硬派である。

戦争物は狂気と過酷という点で、硬派としがちだね。
でも過酷という点では「ソフィーの選択」は硬派この上ない。



やはり硬派とは人の想いや業のなかに感じる凄み、それを硬派というのではないだろうか・・・・・。

社会派であったり、男くさかったり、激しかったり、堅かったり、シブかったりというのももちろんそうだが、やはり人間の想いがどうであるか。
それが硬派であるかないかだと想う。



あっ、あと「剣岳」。

あれは硬派だ、映画そのものが硬派過ぎる。
つまりつくる人間の想いが・・・・・。



































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