ラジオに夢中だった懐かしいあの頃~「ラジオ・デイズ」

第二次世界大戦が勃発したばかりの、クィーンズ区のロッカウェイ。

ラジオを媒体とした、ある家族の愉快で愛にあふれた日々。大半のアメリカ人にとって、テレビが居間に入って来るずっと以前の、ラジオが家族の団欒の中心であった頃の古き良きアメリカへの郷愁を描いた作品。


1987年  アメリカ

「ラジオ・デイズ」 

原題  RADIO DAYS

監督・脚本 ウディ・アレン
出演  ミア・ファロー , ダイアン・ウィースト , セス・グリーン , ジュリー・カヴナー



この作品は公開当時、劇場で何回か鑑賞しました。ちょうど専門学校をさぼっていた時期。
ウディ・アレンは主演してません。彼の作品はあまり鑑ないんですが、何故かこういう作風のもの、非常に好きなのです。

派手な盛り上がりなどはないですが、数々のエピソードの内容、冒頭の泥棒のシーンからの入り、その後の展開、なにか雰囲気のあるおだやかな画、中心となる家族の息子が、昔を想い出すかたちで語るナレーション、とてもいい内容です。そして、その家族の構成とそのキャラがよく、とても楽しい。
当時の一般的なユダヤ人の家族を中心に、そのおかれた立場をさりげなく描きつつ、ニューヨークの下町の雰囲気、家庭内、服装、クラブや劇場などの都会の景観等と共に、様々な家庭内外、家族のお気に入りのラジオ番組、ラジオにまつわる細かいエピソード等をコミカルにそしてライトタッチに描いています。

サリーの最期の晩餐になりかけるシーン、父親の職業の判明するシーン等、笑える、遊び心のある、しゃれのきいた、毒のある、そして一部哀しみ溢れる、全てのエピソードが私は好きです。
ただ、ラスト、屋上のオートロックは取りはずしたのか?

内容については詳細は触れません。
90分間、のんびりとした、心あたたかい気持ちになります。
昔、自分もよくラジオを聴いていた頃を想い出します。
「谷村新司の青春大通り」、「オールナイトニッポン」、「生島ヒロシのよるとも」?だっけ、等等・・・

ラジオに夢中だったあの頃、それは次第に消えてゆく・・・


のんびりとした時間が過ぎ、非常に心癒される1本。

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  • #023『ラジオ・デイズ』ウディ・アレン監督

    Excerpt: 1940年代前半のユダヤ人家庭のラジオ・ライフ。クイズ番組や音楽番組、スポーツ番組、果ては腹話術師まで。まだテレビの普及していなかった時代にラジオを楽しむ家族の様子や、番組放送の現場に関するさまざまな.. Weblog: カルトでも、インディーズでも、アートでも。(C.I.A) racked: 2006-12-10 01:43