英雄本色Ⅲ 夕陽之歌 ~「アゲイン/男たちの挽歌Ⅲ」

激しい銃撃に託してみせる、2人の男の友情と過去のある1人の女の青春物語。

「アゲイン/男たちの挽歌Ⅲ 」  1989年 香港

原題 英雄本色Ⅲ 夕陽之歌

監督・製作 ツイ・ハーク
主演 周 潤發 アニタ・ムイ



きちんと鑑賞するのは2度目、15年ぶり位。

原題も英雄本色Ⅲとなっているが、純粋な続編では全くない。マークの若い頃、青春時代の過去にさかのぼる話である。これに関しては邦題は違和感を感じる。


マークの若い頃の話で、彼の生き方のルーツにせまる作品。
あの拳銃さばき、そしてロングのコート・・・。

いとこ同士のマークとマン。そしてそこに絡む過去のある女、キット。
男同士の友情を重んじ、マンへの叔父へのおもいやりから自分を偽り女を悲しませ、くるしめるマーク。

マークを愛しながらも自分の過去の清算の為、マークに誤解を生じさせながらも最終的には自分の道をすすむことを選ぶ女、キット。

そして、そのマークの真の思い、キットの真の思いを知り、2人をちかづけようとする友、マン。そして、同時に復讐を堅く誓うマークとマン。

とにかく、キット演じるアニタ・ムイがめちゃくちゃカッコいい。彼女との出会いがあのマークを生んだといってよい。
この作品に関しては彼女につきます。多少、銃口がぶれるのが気になるがなかなかのガンアクションをみせてくれます。その点は十分に単純に楽しめます。

その他、マンの父やパットなどの脇もまぁクサイながらいいのでは、そして時任三郎もキットのかつての男、最後の仇役ホーで出演。

そして熱い友情と愛し合いながらもすれ違う男と女の想い。
ベトナム戦争末期の荒れるサイゴンで、友情と愛情の、哀しみと怒りの銃弾が飛び交い、炸裂する。

挽歌Ⅰ、Ⅱの製作のツイ・ハークが監督した作品。
下方からのアングルが多いがけっこういい画にしあがっているカットも多いが、無意味ともいえるフィルターをかけた画やアクションシーンで見づらい画もある。が基本的には好みのショットが多いかな。アップ具合とアングルがいい。脚本はかなり粗い部分を感じるが、これも細かな点をきにせず、クサイ話ですが、単純に友情と愛情と銃撃を楽しみましょう。けっこう派手に撃ち合ってくれます。

しかし、キットとか、ホーとか名前をどうにかならなかったのかね・・・。

マークへの感情移入はしやすく、抵抗なくはいりこめるが、作品自体への個人的なのめり込み具合というか、入れ込み具合はまっ、記事の長さがそれを表しているかな・・・。
基本、男女の愛情が絡むとその全体の作風としてどうしても甘くなる・・・・。

また再度、鑑賞した際に追記するかも・・・・・。


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