「嵐を呼ぶ男」

「嵐を呼ぶ男」  1957年 日活


監督 井上梅次
原作 井上梅次
脚本 井上梅次 西島大

主演 石原裕次郎 北原三枝

出演 青山恭二 岡田真澄 芦川いづみ 金子信雄
    笈田敏夫  白木マリ  

 
この作品をきちんと鑑賞するのは当然はじめて。
あのドラムを叩きながら唄いだすシーンは何度も目にしているが。

内容は、う~ん。
ストーリー的に、尻つぼみ的な印象を私はうけました。
もっと、派手な内容を想像してしまっていたのでね。

かなり、愛、兄弟愛、親子愛というのでしょうか、その当然、日活娯楽作品ですので、深くほりさげているわけではありません。流しているといってにいい程ですが、一応その辺りの心情を軸に描いており、その意味では最後はある意味最高のハッピーエンドです。

もっと私的には愛といっても男女の愛を多少からめた、娯楽に徹した作品なのかと思っていました。もちろん、十分に娯楽なんですけど。

それと、やはり本、展開がね・・・。クレジットがおわってのナレーションもどうかと思う、十分で画で描写できる部分であり、この作品、作風で、はたして必要なものなのか・・・・。
やはり本に疑問が、中途半端なんですよね、このナレーションに違和感を感じるし、それがもうこのストーリーがモロにあらわしています。


画的にも、当然監督が違うのですが、画的にも「赤いハンカチ」を鑑賞したときほどの驚きはないですね。同じシネスコサイズですが、構図的にそれほど感心する部分もありませんでした。

ただ、当時は映画全盛、裕次郎も爆発的な人気がでる時期、そのつくり方はすごいですね。
当然、ロケもありますが、かなりのシーン、大規模なセットでつくっているのはすごい。
映画量産時代でこれですから、まあ、つくれば客が入った時代ですからね。


あと白木マリ、私などは主水さんの奥さん役しか、イメージがないので驚きでしたね。

それともうひとつの驚きは、キャストクレジット。
当然、裕次郎がピンで中央にクレジットされると思っていた私。
ところが、北原三枝と並んで、しかも縦書きで北原三枝が右側。
当時の格なんでしょうね。


それと笑えたシーンは、留置場で裕次郎がドラムを叩けるのよろこんではしゃぐシーンで、
「うるせえ~!
 太鼓なんか叩く奴にはろくな奴はいね~」
という男、これがそう、フランキー堺です。


でも、この所謂王道的な展開、私が勝手にイメージと違ってガッカリした部分はありますが、まあ、単純には、いいんじゃないでしょうかね。
決して、先述の通りいい本とはいえませんが。


そう、当時の旬の映画スターでなければキツイ作品かな・・・・。
一応、めでたし、めでたしの終わりですけど。当時はこれでいけたんでしょう。
というか、裕次郎だからですね。
タイトルもね~、最初、登場シーンだけだったような・・・・。
う~ん、もっと嵐を呼んでほしかった・・・。


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嵐を呼ぶ男





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