あなたならできる  ~「不都合な真実」

「不都合な真実」  2006年 アメリカ  


監督 : デイビス・グッゲンハイム
出演 : アル・ゴア


この作品のほとんどを占めるスライド講座。
これが実際の講座を収録したものなのか、またこの作品用に撮ったものなのかは私はしりませんが、たとえ作品用に撮影したのだとしても、基本、ドキュメンタリーですね。

作品のテーマがシリアスなので、比べるのは不謹慎ですが、私の中では、その人物の活動記録というカテゴリーで、いってみればポールがツアーの様子を移動や、日頃の活動や、スタッフたちとの活動を記録したフィルムと同じで、ただその人物の活動内容が地球温暖化防止であるということ。
作品とうか、つくり的にいえば。

そして、ここはいろいろ反論もあるでしょうが、私の中では、映画ではない。
フィルムでとっているので、映画、そしてドキュメンタリー映画となるのでしょうが、私の概念では映画にならない。


映画とはつくりもの。そして基本は物語があり、何か訴えるものか、娯楽性がある。
まあ、例外もあります。それをいうとキリがない。たとえば「TAKESHI’S」に物語があるのか。
私はある思うんですけどね。そして、あきらかにつくりもの。

つくりものであるが故に、その技術的な面での芸術性というは感じます。
つまり、光と影の芸術。
テクニック上での、映像職人としての、職人技としての芸術性はね。
市川崑の言葉通り。
『所詮、映画は光と影。』

ただ、私は映画はやはり娯楽だと思うんですよ。
鑑賞する人間が専門家だけでなく、全ての一般人を対象として興業収入を得る以上、興業は別にしても技法など専門的なことなど全くわからない人が見ていいものである以上、私は映画は芸術ではなく、娯楽だと想うんです。
そうあるべきだと。
(これには、いろいろご意見様々あると当然承知してますけど・・・。私の想いでもあるんですよ。
そして、単純に私がそのような内容のものしか鑑賞しないということでもありますけど・・・。)

そういう意味では、私の中ではドキュメンタリー映画というものは・・・・・。


当然、その活動を主張する為に、映像上の演出、テクニックは使っていると思いますが、意味がちがうんですよね。つくりものの。


ということで、完全ではないにしろ、私的カテゴリーは、活動記録のドキュメンタリー。
で、その内容が、『地球温暖化防止。』


人の活動内容をとやかくいうことでなく、作品としての感想をかいてますので、まあ、とくに映画でもないし・・・。
演出上、講座以外の画が『温暖化防止』として説得力がないとの声もあるようですが、演技でも自転車に乗ればなど・・・。
まさにそこがドキュメンタリーなのでは。


ひとこと、その活動内容にふれれば、当然やっていることは正しい。それは『温暖化防止』という点で。
データの真偽や、正確性などは私には不明ですが、(一部間違っていると否定されたとも聞きますが。)活動している内容自体は当然賛成ですよね。


そして、訴えている内容も。

「あなたならできる。」

ひとりひとりがCO2削減に取り組もうということ。

先進国など、京都議定書に批准していない、おろかな国以外はすでに取り組んでいることですけど。
そして長年とりくんでいるその一貫した姿勢と現実での苦悩はよくわかりました。



私も含め、この手のものにまったく、もしくはほんのわずかしか興味がなかった人などが、映画として、コレをみて、このような内容にはじめて触れる、という面があるとするなら、わかりやすく有効であると思います。
さすがにいつみても極地の氷が無くなる画や、海面の上昇などの予想図はショッキングですね。




画像





私個人的には、温暖化防止に協力してますよ~。
昨年まで自室には空調なかったですし。
(単に貧乏なだけかっ!)
去年はさすがにつらかった~。ただ、おかげで、空調のきいているところに長くいれないんですよ。寒くて。
車の夏でも温度は26,7度でした。(えっ、これって十分低い?)


ただ、これも去年までで、とうとう先日エアコンを購入。
あのですね、PCがもたないんですよ。
正直、壊れる寸前でした。
もうファンが、ガンガン。

はははっ・・・・・。

さすがに買ってしまいました、エアコン・・・。







※個人的想い、また記事の内容と反しますが、一般的にはドキュメンタリー映画ですので、カテゴリーにあげます。






















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