「最後の忠臣蔵」  壮絶な男の生き様、彼らは間違いなく武士である・・・・・。

今さらだが、公開初日に本作を鑑賞してきた。

記事にするつもりはなかったんだが、

感想を一言。


最後、武士の、大石の娘として嫁入りするシーン、涙が流れた・・・・。

それはすべて・・・・・、

彼はまさしく、最後まで赤穂の武士であった・・・・・。









私は、本来、劇としての典型的な「忠臣蔵」が大好きである。

史実に基づいたものはあまり作品としては好きではない。


「播州赤穂」のたすきを掛け、山鹿流の陣太鼓をたたき、討ち入る。

大石の東下りや、赤垣源蔵徳利の別れ、南部坂雪の別れ等に代表される赤穂浪士達の各エピソードと「天野屋利兵衛は男でござる」等の外伝エピソード、そして、地元の方には悪いが、吉良が悪者で、浅野が無意味にいじめにあるという、劇としての「忠臣蔵」が大好きなのである。

多くの「忠臣蔵」をみたが、大映の「大忠臣蔵」もよかったし、東映の千恵蔵が内蔵助・龍之介が吉良、松方が主税をやった「赤穂浪士」や、錦之介の「赤穂城断絶」あたりが良かった覚えがある。

大好きなんですね、「忠臣蔵」というか、「赤穂浪士」がね。
典型的な日本人なんですね~、私。

完璧な日本人向けの話なんですよ、コレ。




そして、タイトル的には、個人的には、「赤穂義士」というタイトルが最も好きである。


そのような私が、まあ同行人に無理矢理につれていかれたのが、この「最後に忠臣蔵」であった。



上記のような理由から、討ち入りのその後などあまり興味がわがず、
どのような本かも全く知らず、
私は鑑賞する予定にない作品であったが・・・・・。





最近どうも、涙腺が特に弱い・・・・・・。




画像


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やっぱ、日本人だわ~。




あの、嫁入りのシーン。

大石の娘とわかり元家臣たちが駆けつけることよりも、
私が感動したのは、
娘の凜としたあの振る舞い、あの姿に涙せずにはいられない・・・・・。
あれこそ、正しく武家の娘・・・・・。




そして、個人的には生きてほしかったが・・・・・。




本来は士分からすると下層といわれたこの作品のふたり。

「生きろ」と命じられたひとりも、足軽とはいえ立派な赤穂の義士であり、
そして、浅野の家臣ではないながらも、主君大石の元へ遅ればせながら向かった彼も、
討ち入りに行かずとも、
まさしく最後の赤穂義士、武士であった。





最後の孫左衛門の台詞、

「介錯無用・・・・。」


主君の命にしたがった、彼の信念。
壮絶な16年間、苦悩の果ての深い忠誠心。
役目を果たした、主君に預けたその命・・・・・。
これが真の武士・・・・・。

感動よりも、恐怖にもにた凄みを感じ、身体が震えた・・・・・・。








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