テーマ:横溝正史

「犬神家の一族」に見る金田一耕助の真実

「犬神家の一族」を先日、何年かぶりに見直した。 何回目だったろうか。20回以上は確実に鑑賞している。 そして以前からの疑問がまた思いだされた。 それは、最後の真相解明のシーン。 あの「しまった!」である。 最初に「犬神」をみたのは何年前だろう・・・思い出せない。 が、最初に鑑賞したときに、まだ子供ながら、金田一耕…
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犬神佐兵衛翁の怨念 ~「犬神家の一族」

「お父様、後遺言は」 那須の大財閥、犬神家では関係者一同が揃っていた。 犬神佐兵衛はゆっくりと震えた指先を顧問弁護士に向ける。 「後遺言状なら確かにこの古館がお預かりしております。」 遺言状は犬神家の親族一同が揃った席で開封されるとの佐兵衛の意志。 珠代を見つめ息をひきとる佐兵衛。 1976年…
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根っからの風来坊、それが金田一耕助  

最初に言う。私は「名探偵コナン」を好きでよくみる。 そして、映画やTVの探偵・推理もの全般、好きである。 ポアロもTV版はあまりみていないが、昔はやった映画は鑑ている。「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」「地中海殺人事件」等。友人からTVがおもしろいといわれたので、今度みるつもりである。 また、犯人が映像的に判…
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そろった3つの条件、それは鬼頭嘉右衛門 の執念・・・  「獄門島」 1977年 東宝

「俺が戻らなければ、3人の妹たちが殺される・・・」 鬼頭千万太は復員船の中で、金田一の友人・雨宮に妹たちをたすけてくれるよう頼みこの世を去った。病気倒れた雨宮は友人・金田一耕助にその旨をたくした。 金田一耕助が獄門島へ渡る日、港では獄門島の寺の釣り鐘が鋳つぶされず戻ってきて船に積まれていた。その様子を眺めている、島の…
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鬼頭千万太の憂い~TVドラマ「獄門島」 上川隆也編

テレ東の上川金田一シリーズ第2作目。 金田一耕助は、復員船の中で戦友・鬼頭千万太から遺言かわりのあることを頼まれる。その約束を守る為、彼は瀬戸内の孤島、獄門島へ向かう。 そこで彼をまちうけていたものは、無惨な連続殺人事件・・・ 登場人物、犯人等は原作にそっています。設定も細かな点は相違ありますが、金田一自身が千万太と戦友で…
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「悪魔の降誕祭」にみる金田一耕助の真実

過去ブログ「悪魔の降誕祭」で金田一流のヒューマニズムは原作にあるといった。 それが、「金田一耕助にとっての真実」での等々力警部のセリフである。 「悪魔の降誕祭」での犯人、それは悪魔の申し子。 しかし、最後は自分で入れた青酸カリ入りの紅茶を飲んで死んでしまう。 金田一が自殺の機会をあたえたのである。 そこ…
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村に伝わる手毬唄、それは悪魔の殺しの数え唄に・・・ 「悪魔の手毬唄」

青地リカが仁礼の嘉平に言う。 『仁礼の旦那はん、言わんでつかぁさい、あの沼のことは。思い出すのも耐えられんのですけぇ・・・』   オープニング 「悪魔の手毬唄」  1977年 東宝 監督 市川崑 原作 横溝正史 脚本 久里子亭 主演 石坂浩二  人食い沼が映り、村の…
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金田一耕助にとっての真実

名探偵コナンで「探偵が犯人を追い詰めてみすみす死なせては殺人者と同じ」という趣旨の発言がある。 しかしそうであるのか。 真実はひとつかもしれない。そして事実が真実とは限らない。 金田一耕助の「しまった~」のように。 その真実の真相は?真実であるからにはそれは偽りではない。そして起こった出来事の真実は一つ。 しかしこの出…
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津山30人殺し 

昭和十三年五月二十一日、午前一時頃、都井睦夫は同居の祖母が目を覚まさぬよう足音を忍ばせ屋根裏部屋へ上がった。彼は、黒詰め襟の学生服に、軍事訓練用のゲートルを両足に巻き、地下足袋に足を通した。頭には手拭いを鉢巻き状に巻きつけ、左右に2本の懐中電灯を取り付け、自転車用のナショナルランプを首からつり下げ、ひもで胴に固定した。日本刀1本とあいく…
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悪魔の降誕祭

久しぶりに、何年ぶりだろう、「悪魔の降誕祭」を読みかえした。 金田一は昔買ってよく読んで、結構もっていたのだが、数年前にオークションで売ってしまった。今はこの「降誕祭」を含めて3冊くらいしがもっていない。 ちょっと前に入院した折りに、新しく何冊か今の表紙のものを買ったが。 ん~、久々に全部読み返したくなった。売るんじゃ…
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犬神家の一族

先ほど、ニュースの芸能コーナーで、犬神家の撮影の風景をすこし放映していた。三谷幸喜が金田一が宿泊する宿の主人役で出演するらしい。 ん~っ、やっぱり兵ちゃん年だな。金田一やるには・・・・ 犬神家も前作とどうしてお比較されるし・・・、配役が前作はいいからな・・・ やっぱり、別の原作をやってほしかった・・・・・・・・・・ …
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市川崑の金田一耕助

市川崑は、今まで6作の金田一耕助を映画化している。 うち、もっとも新しい1本は、「八つ墓村」で、主演は豊川悦司。 しかし、今、7作目にあたる「犬神家の一族」のリメイクで再び石坂浩二を使う。やはり石坂は絶対的なキャストなのであろう(もう年だが・・・)。 過去の5作品。「犬神」から「病院坂」までは全て、金田一は石坂浩二。年齢的…
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百日紅の下にて

昭和21年9月の初めの頃の夕刻、市ヶ谷八幡の近所、百日紅がこぼれるような赤い花を開いている。 そんな中、佐伯一郎の元へ友人の戦友だという復員者風の見知らぬ男が現れた。その男は自分と話しあえば、昭和18年春頃に起こった事件の謎が解けるという・・・・・・・。 そう、この謎の男は、過去の事件を関係者の話からだけで、みごと長年の…
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