50年後も綺麗な夕陽・・・「ALWAYS 三丁目の夕日」

昭和33年、東京の下町。

ある日、町工場の鈴木オートに、集団就職で上京した六子がやってきた。大きな自動車会社を想像していた六子はイメージとのギャップに、少しがっかりした様子。その鈴木オートの向かいにある駄菓子屋の店主で、しがない小説家の茶川竜之介。彼はひょんなことから、小料理屋のおかみ・ヒロミのもとに連れてこられた母親にすてられた少年・淳之介の世話をするハメになってしまう・・・

2005年 東宝

「ALWAYS 三丁目の夕日」

監督  山崎貴
主演  吉岡秀隆

出演  堤真一 小雪 薬師丸ひろ子  堀北真希 三浦友和


この作品、ぽすれんで借りて、やいておいてなかなか鑑ませんでした。先日、TVでもやったようですが、やっとDVDでみました。

王道の展開ですね。

原作は漫画なんですか?その辺は知らないのですが。
堤が女の子を駅で迎えるシーンなんかはまさしくマンガですね。

CGの粗さが目立つ、全てがつくりものの感が強くて入り込めない、30年代を綺麗に描きすぎている等等、厳しい意見も多いですね。
まぁその通りではあるんですが、ドキュメンタリーではありませんし、当然ながら映画はつくりものです。
私は2時間という時間をできるだけ無駄にしたくない思いと、鑑賞するからには映画と割り切った上で、作品に入り込み、できる限り楽しもうといつも思っています。
まぁ、それでも、何とかのイージスのように、楽しめないものもあるんですがねぇ。それはそれで、人には好みや、様々な感じ方、考え方があるので、まさに意見も様々でいいと思います。

私は、この手の裏切らない王道の、綺麗事の、クサイいベタな作品、平気なんです。安心するんですよね。またCGもさほど気になりませんでした。
そして、けっこうホロリときます。わかっていながらも。
ダメな人は全くダメなんでしょうね。
あと、鑑賞し終わった後、なにか非常に強く心に残るかというとそんなことはありません。その時に入りこんで、その時に・・・、何ていうでしょう、うまく表現できませんが、その時に感じるほのぼの系の作品です。

休みの日の午後に、菓子でも食いながらのんびり鑑賞するには、王道展開が安心してみれます。クサイと思いつつも、感動とまではいきませんが、ホロリさせ、ほのぼのとさせてくれます。

ただ、この点も同じことを言っている方もいましたが、昔のノスタルジーを表現したかったのか、そのわざとらしさは拭えませんね。時代は古くても、その当時なので、その全体的な色のくすみ、セピア色のような、あれはないですよね。その当時なのですから、色彩的にはもっと鮮やかで綺麗なはず。と、鑑賞中に一瞬思ったのですが、私は、すぐにその違和感は消えました。
この作品は作風的にそのセピア色イメージでいいのではないでしょうか。描いているのはその当時ですが、あくまでもその当時を懐かしむ作品なのです。

あと、吉岡の演技は・・・・でも、前からあの程度では・・・・

しかし、この監督さんは私は知らないのですが、いいですね。
私の好みの画をけっこう撮ります。カメラワーク、アングル、カット割りなど。冒頭の子供が模型ヒコーキを飛ばして、タイトルがでるまでなんか、王道ながら好きな画です。でも最初に比べると後半は甘いかな・・・

そして、映像面と別に、クサイですが本もキレイにまとめてます。
“文学”を中心に、佐藤オート家の人々、六子、小料理屋のヒロミ、“悪魔”先生、煙草屋のおばちゃん等、登場人物の設定、カラミもいいと思います(あっ、原作があるんでしたっけね)。

鈴木家に3種の神器が揃う中、私は、それまで家に氷をとどけていた氷屋さんが裏に棄てられた古い冷蔵庫になんとも淋しそうな顔でみつめていたシーンが印象的です。

あと、妻子をうしなって寂しいの思いをしている“悪魔”先生のサンタ、彼がヒロミの小料理屋で『今日は楽しい、実に楽しい・・・』と言うシーン、これも印象的。

吉岡のキャラはいいですね。あの手のキャラは彼にピッタリです。そして、堤のキャラもベタながら非常にいい。

とても感動作とまではいえませんが、王道のベタさを楽しみ、ノスタルジックで、のんびりとそして、ホロリとさせ、非常にほのぼのさせてくれる、安心して鑑賞できる人情味溢れる作品です。

私はけっこう好きです、この手のほのぼの系。

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50年後の夕陽、それもきっと綺麗・・・








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    Excerpt: ヒューマン=ブラック・ボックス -映画のご紹介(72) Always 三丁目の夕日 Always 三丁目の夕日を観た。 そういえ.. Weblog: ヒューマン=ブラック・ボックス racked: 2006-12-09 09:35
  • 「ALWAYS 三丁目の夕日」 “スカ”を作ってました。すんません。

    Excerpt: 同じ特撮マンでありながら、“特技監督”という日本の映画界ではこだわっている呼称とその精神を引き継いだ樋口真嗣監督とは対照的に、デビュー以来“VFX”という呼称で通した山崎貴監督は、この映画の大ヒットで.. Weblog: 『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記 racked: 2006-12-10 20:00
  • ALWAYS 三丁目の夕日(05・日)

    Excerpt: 時は昭和33年、東京タワー着工中。 文学作家を目指しながら少年雑誌の連載で何とか糧を得ている男(吉岡秀隆)、踊り子から足を洗い飲み屋を切り盛りする女(小雪)、自動車修理工場「鈴木オート」の社長(堤真.. Weblog: no movie no life racked: 2006-12-10 23:20
  • ALWAYS 三丁目の夕日・・・・・評価額1400円

    Excerpt: この映画を観ていて「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」を思い出した。 「昭和」に限りないノスタルジーを感じ、思い出の世界こそ理想と考える一団が、古き良き「昭和」の世界を再現した.. Weblog: ノラネコの呑んで観るシネマ racked: 2006-12-11 00:56
  • ALWAYS~三丁目の夕日~

    Excerpt:          ALWAYS~三丁目の夕日~(2005年、東宝) http://www.always3.jp/ 監督:山崎貴 出演:吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、.. Weblog: ライターへの道~私の観るもの、感じる事を伝えたい!~ racked: 2006-12-11 10:37
  • ALWAYS 三丁目の夕日

    Excerpt: 2005年 監督:山崎貴  出演:吉岡秀隆、堤真一、小雪、薬師丸ひろ子 、堀北真希、須賀健太、三浦友和 良い作品だ、泣ける作品だといろいろなところでたくさん目にしていたので 期待も大.. Weblog: BLACK&WHITE racked: 2006-12-11 14:45
  • ALWAYS 三丁目の夕日

    Excerpt: 【鑑賞】試写会 2005年11月5日公開 2005/日本 【監督】山崎貴 【出演】吉岡秀隆/堤真一/小雪/堀北真希/三浦友和 【原作】西岸良平「三丁目の夕日」 舞台は.. Weblog: caramelの映画日記 racked: 2006-12-11 17:46
  • 映画 ALWAYS 三丁目の夕日

    Excerpt: 昭和33年の東京。高度経済成長の真っ只中、東京タワーが完成するこの年に東京夕日町三丁目に青森から集団就職で六子(堀北真希)が鈴木オートにやってきた。短気だが家族思いの父・鈴木則文(堤真一)、優しさで皆.. Weblog: musi-k ~ムジーク racked: 2006-12-11 22:23
  • ALWAYS 三丁目の夕日

    Excerpt: ALWAYS 三丁目の夕日 2005年 東宝 監督:山崎貴「Returner/リターナー」出演:吉岡秀隆/堤真一/小雪/薬師丸ひろ子/堀北真希 ◆STORY◆昭和33年。東京・下町は夕日町三丁目.. Weblog: C'est Joli racked: 2006-12-12 23:01
  • ALWAYS 三丁目の夕日

    Excerpt: 終戦から10年以上経った平和な昭和30年代は、誰もが明るい未来を信じていた。そして街には、温かい人々の心があった。 2005年 日本 ヒューマンドラマ 2005年12月28日 川崎チネチッタ 監督 .. Weblog: ももママの心のblog racked: 2006-12-13 14:08
  • ALWAYS 三丁目の夕日

    Excerpt: 昭和33年かぁ~ すれすれですけど、私まだ生まれてません。 先週TV放映してたので遅ればせながら鑑賞。 昭和33年って言っても、戦後まだ13年なんだねぇ。 私、なんだか.. Weblog: UkiUkiれいんぼーデイ racked: 2006-12-13 16:35
  • ALWAYS三丁目の夕日

    Excerpt: もんのすごく話題になってたようだし、オットは原作を知ってるので、一緒に見ました。 Weblog: しずくの部屋 racked: 2006-12-14 12:01
  • ALWAYS 三丁目の夕日~昭和バンザイ!珠玉の名作!!

    Excerpt: ALWAYS 三丁目の夕日、見ましたが震えました。前評判が良いのは知っていましたが、これは予想以上のデキで、穴が無く、笑えるし、感動しっ放しで、珠玉の名作だと思います。 Weblog: 名作玉手箱!~映画・テレビ・ゲーム・漫画・小説など racked: 2006-12-18 00:35
  • ALWAYS 三丁目の夕日

    Excerpt: ALWAYS 三丁目の夕日 通常版 監督:山崎貴 出演:吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、三浦友和、もたいまさこ、薬師丸ひろ子、須賀健太... 「携帯もパソコンもTVもなかったのに、  .. Weblog: ひめの映画おぼえがき racked: 2006-12-19 03:17
  • ALWAYS 三丁目の夕日

    Excerpt: 9日に決勝が行われた鈴鹿サーキットでのF1日本グランプリを観に行く為に、7日は深夜バスに乗る予定だったんですけど、その日にあった試写会が、この Weblog: 欧風 racked: 2006-12-21 01:02
  • 映画「ALWAYS 三丁目の夕日」感想

    Excerpt:  金曜ロードショーで見た「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年、山崎貴監督)の感想です。 Weblog: 日々是雑感ブログ racked: 2006-12-25 00:43
  • 「ALWAYS~三丁目の夕日~」

    Excerpt: 友人たちが号泣したということだったし、彼女らが言うには私でも泣きそうだというので、テレビでやっていたので見てみましたよ。 Weblog: 映画鑑賞検定3級blog racked: 2007-01-04 22:28
  • ALWAYS 三丁目の夕日

    Excerpt: 『ALWAYS 三丁目の夕日』 2005年(日本) 監督:山崎貴 出演: 吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、三浦友和、薬師丸ひろ子 西岸良平の人気コミック『三丁目の夕日』の映画化。 昭和3.. Weblog: こんな映画見ました~ racked: 2007-01-07 18:28
  • 「ALWAYS 三丁目の夕日」「Returner リターナー」

    Excerpt: ●ALWAYS 三丁目の夕日★★★ 【地上波】監督は「Returner2002 リターナー」の山崎貴。この監督が監督したテレビドラマ「動物のお医者さん」が原作漫画共々大好き。吉岡秀隆、堤真一、小雪、.. Weblog: ぶーすかヘッドルーム・ブログ版 racked: 2007-01-10 19:15
  • 映画「ALWAYS 三丁目の夕日」

    Excerpt: 録画しておいた映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を 家族3人で見ました。 Weblog: ぴょん太のひとりごと racked: 2007-01-28 06:01
  • ALWAYS 三丁目の夕日

    Excerpt: もともと、原作の大ファンだけに、こんな素敵な作品になるなんて… と、それだけで大感激!だったのでした。 「ニューシネマパラダイス」じゃないけれど、素直に、ほのぼの & ジーーンとできる名作ですよ.. Weblog: のほほん便り racked: 2007-01-31 08:00
  • 『ALWAYS 三丁目の夕日』(DVD)

    Excerpt:  先日日本アカデミー賞がありましたが、昨年度の賞総なめしたこの『ALWAYS 三丁目の夕日』を今更ながら観ました。家で映画を観るのは本当に久し振りでしたね。 Weblog: 喫茶10 racked: 2007-02-18 23:42
  • 『ALWAYS 三丁目の夕日』

    Excerpt: 今更ですが『ALWAYS 三丁目の夕日』を観ました! なんか観るタイミングを逃して以来、 そんなに興味なかったのが正直な気持ち。 それが、いざ観てみると良かったです! 笑いあり、感動ありと.. Weblog: Lemon Tea のマイブーム racked: 2007-03-22 23:40
  • ALWAYS 三丁目の夕日

    Excerpt: 会社の同僚がDVDを買ったので、貸してもらった。観るのは公開時以来、10ヶ月ぶりだ。 Weblog: 新・CINEMA正直れびゅ<ネタバレあり> racked: 2007-07-04 21:41
  • ALWAYS 続・三丁目の夕日

    Excerpt: 「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の試写会に行って来ました。 前作が大好きな妻と一緒です。 前作から4ヶ月後、既に完成した東京タワーをバックに始まります。 このオープニンがとても楽しいです、(内.. Weblog: アートの片隅で racked: 2007-11-02 19:19
  • 「ALWAYS 三丁目の夕日」 テレビ放映・・・・

    Excerpt: 先週に引き続き、「ALWAYS」が新作公開にあわせて、1作目・2作目とテレビで放映された。 Weblog: 取手物語~取手より愛をこめて racked: 2012-01-21 00:03